Aさん

ディフェンスシステム1グループに所属。主に護衛艦についている双眼鏡の整備に携わる。プラモデルとウサギで日々の疲れを癒す。

なぜ舞鶴計器で働いているのか、
どんな仕事をしているのか

「舞計は私に向いている！」と実感。その理由は？

学生時代は理系でしたが、前職では不動産や自動車のナビ等の営業職に就いていました。仕事が肌に合わず、舞鶴計器に勤めている高校の同級生に相談すると「A君はものづくりに、というか舞計に向いてるのでは？」とすすめられて入社しました。
私の担当は、護衛艦の双眼鏡の整備です。社内の光学室で、接触、塗装の剥がれ、台座の動きなどをチェック。塗装、はんだ付けなどの修理やメンテナンスを行います。仕事は細かい手先の作業が多く、集中力と根気が必要です。しかし、これが楽しく取り組めたのです。特に、双眼鏡部分は他社にマネのできない舞計のノウハウが蓄積された業務。その一つひとつが私の身になっていく実感はなんともいえないものです。

仕事の魅力とやりがい

護衛艦のミッションの一端を技術で支える

海上交通路の安全の確保や災害支援に取り組む護衛艦は、大きく魅力的な存在です。そこでは多くの人が係わり、複数の機械が一つの目的のために動いています。操作室など、普通に暮らしていては見られない環境のなかに身を置き、護衛艦のミッションに参加しているという充実感はとても大きなもの。アメリカとの共同演習などで活躍する護衛艦ですが、津波など災害派遣帰りや、世界一周してきた時などは、双眼鏡が錆び、そこら中が潮を吹いてボロボロなので、ピカピカに仕上げてやるぞ！という気持ちになりますね。職人的な仕事ですが、何ものにも代えがたい達成感を得ることができます。

1日の仕事の流れ

光学室でレンズや台座と格闘、
手先の細かな作業に没頭する。

休日の過ごし方

自分が係わった護衛艦のプラモデル、
そしてペットのウサギとの安らぎが至福

ものを作るのが趣味なので、プラモデルは基本ですね。舞鶴計器に就職してからは、艦のプラモデルなども作り始めました。歴史的な戦艦より、自分がかかわった護衛艦に興味がもてます。今の仕事の影響か、プラモデルの塗装にも凝るようになりました。あと、ウサギの飼育も趣味の一つ。言葉を話さないので、病気や調子が悪い時などを見分けるのが難しく、ちょっとした異変をみるしかない。そういう意味では双眼鏡の仕事に通じる部分もありますね。

Message

キャリアや知識に関係なく働ける。 目指すは「双眼鏡マスター」: 今で半年くらいですが、ようやく双眼鏡の組み方が見えてきました。ただ、双眼鏡に関する用語など、まだまだ分からない部分もあるので、まずはきっちりとした仕事が出来るようになりたいですね。その上で、より奥の深い、難しい作業ができるようになり、あらゆることに精通する「双眼鏡マスター」が目標です。
舞計では難しい仕事のなかに面白さがある、それをマスターしていく楽しみがあります。前職は営業でしたが、舞鶴計器では先輩からの指導も的確で楽しく働けるので、興味がある人は今までのキャリアや知識に関係なく、飛び込んでみるのもいいと思います。